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塩羊羹嬉し 中村汀女「薔薇粧ふ」より |
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かの上杉謙信の美談『敵に塩を送る』に伝えられますように、信州は海のない国。ふるさとの先人たちにとって、塩は何にも代え難いものでありました
。それ故に、塩の使い方、味わい方にも思いが深く、単なる塩辛さではなく、持ち味を引き立てるための微妙なさじ加減として、塩の貴重さを自然と身につけてまいったのでしょう。 |
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寒天は地元茅野の特産品。 |
北海道十勝産の小豆から、実りや艶の足りないものはハネて、粒選りだけを使用。さらに皮を丁寧にむき、しっかりアクを除いて羊羹のもと「ご」を仕立てます。 |
楢の薪を焚いて、昔ながらの手法で練り上げていきます。強くてやわらかな楢材の火力と職人の技はガスや機械では代用できない手作りの味を作り出します。 |